成人の人工心肺を用いた体外循環の操作条件で適切でないのはどれか。
1: SVO2:75%
2: 灌流量:70mL/分/kg
3: 灌流圧(平均大動脈圧):60mmHg
4: 中心静脈圧:20mmHg
5: ヘマトクリット:20%
成人の人工心肺を用いた体外循環の操作条件を以下に示す。
適正灌流量:2.3~2.5 L/min/m2(60~80 L/min/kg)
平均大動脈圧:60~80 mmHg
中心静脈圧:0~5 mmHg
混合静脈血酸素飽和度:70 %以上
ヘマトクリット値:20 %以上
ヘモグロビン値:7.0 g/dl以上
活性化凝固時間:480 秒以上
動脈血酸素分圧:120~150 mmHg程度
動脈血二酸化炭素分圧:35~45 mmHg
回路内送血圧:300 mmHg以下
尿量:1 ml/h/kg以上
1:混合静脈血酸素飽和度:70 %以上で管理する。
2:成人症例において、適正灌流量:2.3~2.5 L/min/m2(60~80 L/min/kg)で管理する。
3:灌流圧(平均大動脈圧):60~80 mmHgで管理する。
4:正解。中心静脈圧:0~5 mmHgで管理する。
5:ヘマトクリット値:20 %以上(ヘモグロビン値:7.0 g/dl以上)で管理する。